神戸市の神戸商船三井ビルの物件情報

神戸商船三井ビルは神戸市中央区海岸通に位置する7階建の近代建築です。旧居留地エリアで海岸通りに面し、ＪＲ神戸線および阪神 本線元町駅から徒歩7分ほどの立地となっております。旧居留地エリアにある近代化産業遺産（文化遺産）のビル群の1つで、その中 でもひときわ存在感のある著名ビルです。設計は、国の重要文化財に指定されている大阪の綿業会館も手がけた渡辺節で、その重厚 でとても華やかな「まさに近代建築」という風貌からこの辺り一帯のランドマークとなっております。ビル館内についても天井が高く て廊下も広く、いたるところにレトロな雰囲気が満載で、外観のイメージを決して裏切りません。東京の丸ビル(先代)と大阪のダイ ビル本館が亡き今では大正期の大規模オフィスビルとして現存する、全国的にも非常に貴重なビルです。また2012年には、ビルの 美観が損なわれないよう、約1年間慎重に行われてきた耐震補強工事も完了しており、優雅なビルの外観を保持しつつ新耐震基準のビ ルと同等の耐震性を確保しております。